第10回目:原燃サイクル施設(原燃PRセンターを含む)
- 実施日
- 2025年11月13日(木)~11月14日(金) 2日間
- 参加者
- 9名(宮城教育大学教職大学院生4名、宮城教育大学教授1名、SNW東北4名)
- 勉強会
- 「高レベル放射性廃棄物の地層処分について」
- 講師
- 原子力発電環境整備機構(NUMO)江崎 久美子 氏
- 訪問施設
- 原燃サイクル施設(原燃PRセンターを含む)及びユーラス六ヶ所ソーラーパーク、並びに量子科学技術研究開発機構 六ケ所フュージョンエネルギー研究所
- 実施内容
(1)勉強会(11月13日)
高レベル放射性廃棄物ってなに?」とガラス固化体についての解説から始まり、ガラス固化体の放射線量の経年変化、発生量、また、地層処分についてもその歴史、処分の基本的考え方から特性マップまでのこれまでの検討経緯についてご説明頂きました。 併せて処分地の選定プロセスについて寿都町、神恵内村での概要調査の動向及び対話活動の展開状況、並びに玄海町でのNUMOの活動状況及び諸外国での状況などについて、体系的にかつ分かり易く丁寧な説明を頂きました。 質問にも詳しく熱心なお応えを頂き参加者のが進んだものと思われます。
(2)見学会(11月14日)
1)日本原燃PRセンター見学
案内スタッフから、原子燃料サイクル施設の内部を再現した模型やパネルを用いて、再処理工場の各工程及び低レベル放射性廃棄物埋設センターなどついて、分かりやすく解説頂き、事業の概要を理解しました。 また、高レベル放射性廃棄物の処分に関する模型等もあり、前日の勉強会の理解も進んだものと思われます。
2)日本原燃サイクル施設見学
本社ビルにて模型により施設の全体像を解説頂いた後、バスに乗車してウラン濃縮工場及び低レベル放射性廃棄物埋設センターを車窓から、また、高レベル放射性廃棄物の貯蔵状況を貯蔵管理センター施設内に入り、鉛ガラス越しに見せて頂きました。 また、本社ビルでは、ビデオにより再処理中央制御室の状況について説明頂き、原子燃料サイクルについての理解が進みました。
3)ユーラス六ヶ所ソーラーパーク、及びむつ小川原港岸壁
このソーラーパークは現在操業中の太陽光発電設備の中でも国内最大級の規模(国内第3位)であり、この施設のうちの鷹架地区を概観しました。鷹架地区では広大な敷地に約30万枚の太陽光パネルが設置されておりびっしり整然と敷き詰められた景観はまるで湖のようでした。加えて、周辺には石油備蓄基地や風力発電所もあり、エネルギー基地としての六ケ所を認識しました。
併せてQST六ケ所フュージョンエネルギー研究所に向かう車窓からむつ小川原港岸壁にある原燃輸送の荷揚げクレーン、海外から届いた風力発電の支柱などを見ました。
4)量子科学技術研究開発機構 六ケ所フュージョンエネルギー研究所
広報担当加藤様にご案内頂きました。始めに六ケ所研究所の研究内容について田畑事務統括からスライドを用いて説明頂きました。続いて、スーパーコンピューターを用いたプラズマ挙動等の研究について本間主任研究員から、融合中性子源実用化を見据えた施設の技術検証用プロトタイプであるLIPAcについては遠隔制御室にて赤城主任研究員から説明頂きました。最後に、ブランケット工学試験棟での開発状況を古賀研究員から説明を頂き、フュージョンエネルギーについての理解が深まりました。
高レベル放射性廃棄物の地層処分についての勉強会
対面での開催。会場:ユートリー八戸
日本原燃PRセンター見学
日本原燃PRセンター見学
ユーラス六ヶ所ソーラーパーク
QST 六ケ所フュージョンエネルギー研究所見学